旅行保険金と健康保険の海外療養費は2重請求可能か?【検証】

海外傷害旅行保険の保険金(民間)・健康保険の海外療養費(公的機関)の2種類の給付を「2重請求・受給」する事はできるのか?検証しました!

旅行保険金と健康保険の海外療養費は2重請求とは?

「旅行保険金と健康保険の海外療養費は2重請求」を簡単に説明すると、

①海外旅行保険の保険会社

②保険組合や役所

の2つの性質の異なる機関に海外旅行でかかった医療費を請求し、どちらからもお金を得る事を言います。

 

「二重請求」と聞くと不正行為のように思われるかもしれませんが、2つの機関からの保険金請求は認められる場合もあり、

条件によってはかかった医療費以上の金額を得られる場合もあります。

海外療養費の請求自体は認められている

健康保険連合組合会けんぽれんによれば、

民間の海外旅行保険などから保険金が給付される場合でも、その給付額とは関係なく請求することができます。

健康保険連合組合会けんぽれんHP・海外療養費より引用

との事で、

 

海外療養費と健康保険法に基づいて設立された公的機関は、海外療養費と海外傷害旅行保険の保険金の2重請求を認めています。

 

「本当に2重請求可能か?」と不安が残ったので

「国民健康保険・海外療養費と海外傷害旅行保険の保険金の2重請求は可能か?」

と神戸市の区役所の国民健康保険の窓口で直接聞いたところ、

 

区役所職員は、

「2重請求可能です」

と答えました。

 

海外傷害旅行保険は保険会社によって判断は異なる

国の公的機関は「旅行保険金と健康保険の海外療養費は2重請求」を認めていますが、問題は民間の海外傷害旅行保険会社で、

保険会社によって回答や対応はまちまちで、認められる場合と認められない場合があります。

 

今回「旅行保険金と健康保険の海外療養費は2重請求」はできるのか?と2社に質問を行いました。

2社の回答は下記の通りです!

損保ジャパン日本興亜の場合(不可能)

【写真】損保ジャパン日本興亜と提携している【リクルートカード】

 

損保ジャパン日本興亜は2重請求に対して本当に厳しく、

「領収書を返して欲しい」

と言うと、

「領収書が必要な理由は?」

「役所・税務署に提出するのですか?」

 

このように根ほり葉ほり色々と聞かれ、

 

「税務署に提出する」と言うと、

 

「海外傷害旅行保険は実際に被った金額の損害を補償する物なので、海外療養費だけではなく税金の控除に使用して還付を受けると還付を受けた金額を返金して頂きます」

 

このようなビシッした回答が返ってきました。

損保ジャパン日本興亜の場合は、海外療養費請求に必要な「領収書の元本」の返却を受け付けておらず、問い合わせの際もハッキリと2重請求を禁止されました。

 

※「税務署・役所に提出する」と言ったので、領収書の元本の返却が不可能であって、その他の理由の場合の返却の可否は不明です。

三井住友海上火災保険(可能性あり)

【写真】三井住友海上火災と提携している楽天プレミアムカード

「旅行保険金と健康保険の海外療養費は2重請求できるのか?」

と海外旅行第一保険金お支払センターに問い合わせたところ、

 

「三井住友海上への保険金請求までに海外療養費の受給を受けていた場合は、その金額分は給付されません」

「保険金の支払いが済んだので、領収書の返却は可能です」

「ただし、領収書には “支払い済み” と印を付けます」

 

との回答を頂きました。

 

オペレーターの案内を整理すると、

  1. 三井住友海上へ請求する前に他の機関から保険金を受け取るとその分は不支給
  2. 海外療養費に必要な領収書は返却される

と言う事になり、

「海外療養費請求も行うから領収書を返して欲しい」

と言うと、

領収書を返してもらえる事になりました!!

 

使用カード:楽天プレミアムカード

 

結論

三井住友海上の場合、保険金給付後なら海外療養費請求も申請する事ができ、

国の公的機関も2重請求を認めているので、

三井住友海上の場合は「民間と公的機関の2つの機関から給付を受け取る事ができる可能性は高い」ということになります。

 

三井住友系のクレジットカード楽天プレミアムカード

※当記事の内容はあくまでも体験談とそれに基づいた調査の結果であり、保険の条件や制度により結果が異なる場合もございますので万人に同じ結果を保証するものではございません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です